気配りの行き届いた遺品整理サービス
このページでは、基本サービス以外にも遺品整理業者が提供しているサービスの実例について紹介します。
悲しみの中にある遺族に寄り添ってくれているか
家族が亡くなると、直後からしなければならないことが多く、慌ただしくしているとはいえ、遺族の心情はまだ悲しみの中にあります。そんな遺族にとって、気配りの行き届いた遺品整理業者はありがたい存在です。
遺族のサポートになる遺品整理の特筆サービス
遺品整理業者のサービスは遺品をきちんと仕分けして搬出し、部屋を清掃して、最終的に適法な処分をすることです。しかし、依頼する遺族に対する心のケアとしては、基本サービス以外にもチェックしておきたいサービスがいくつかあるので、その一部をピックアップしてみました。
各種手続きの代行
身内が亡くなった後に遺族がしなくてはならないのは遺品整理だけでなく、様々な手続きが必要となります。行政をはじめ、銀行・保険、不動産、車両など名義変更や解約など専門知識が必要で手間がかかる手続きを、遺品整理業者が代行してくれるところもあります。
さらに、手続きで専門家が必要な場合は司法書士への取次に対応しているケースもあります。
骨董品の買取
遺品の中でリサイクル品は分別するのが一般的ですが、骨董品や美術品があった場合、単にリサイクル品として買取販売するのではなく、鑑定士による鑑定と高価買取してくれる業者もいます。一般人や普通の遺品整理業者では価値がわからない物品もこうしたサービスを利用すれば、遺品の価値が正当に評価されるでしょう。
形見分けの個別配送
遺品の中でも特に故人の思い出が深い品々は、生前親交の深かった人たちに形見分けされます。その際、現在は疎遠になっている人や遠方の人に贈るにあたって、遺品整理業者が個別に配送してくれるサービスがあります。配送料などは別途必要となりますが、形見分けは普通の贈答品とは違うので、手慣れた専門業者に依頼できれば安心です。
女性スタッフの派遣
遺品整理業者が引越業者や不用品回収業者と大きく違うのは、梱包や搬出などの作業に際して、遺品を取り扱っているという配慮があること。もちろん、大型家電や家具は男性スタッフの力仕事になる面がありますが、仕分けして梱包する作業は女性スタッフによる細やかな対応が喜ばれます。
遺品整理業者の中でも要望があれば女性スタッフを派遣してくれるところもあるのです。
「遺品」という繊細な品物を扱う業者には、気遣いのあるサービスを期待したい
遺品は遺族にとって、故人との思い出につながる大切で繊細な品物です。だからこそ、できれば遺品整理は人に任せず自分で行いたい、というのが多くの人の本音でしょう。そんな大切な遺品の整理を任せる遺品整理業者には、より遺族の気持ちや故人の想いに配慮した、丁寧で親身な対応が求められます。そうした業者を探すには、下記のようなサービスを心がけてくれているかをチェックしてみましょう。
その業者のホームページやスタッフブログに『意識していること』として記載されていたり、実際の依頼者の口コミ・評判などから読み取れることが多いです。
・遺族と同じくらい丁寧な作業
遺族にとって特別なものである遺品を、遺族と同じ気持ちで丁寧に扱うことを心がけた業者であるかどうか。
・なるべくゴミにせず、リサイクルや買取をしてくれる
遺品がゴミとして処分されてしまうのは、遺族にとって良い思いはしません。簡単に捨ててしまうのではなく、次に生かされる努力をしてくれる業者であるかどうか。
・近所に迷惑をかけない
遺品整理というデリケートな作業ですから、騒音を立てない、ゴミを適切に回収してくれる、作業車の駐車場所、近隣への事前のあいさつや許可取り、当日のマナーなど、近所への配慮もしてくれる業者であるかどうか。
・故人のプライバシーに配慮してくれる
デジタルデータなど個人のプライバシーに関連するようなものは、簡単に開いてみることをせず、遺族に必ず確認して適切に処理してくれる業者であるかどうか。
故人が女性の場合、女性スタッフに遺品整理を依頼したい方が多い
故人が女性であった場合、遺品の中にはたとえプロの作業スタッフとはいえ、男性のスタッフには触られたくない物もあるかと思います。ですので、依頼する遺品整理業者に女性スタッフが在籍しているかどうかも、特に故人が女性だった場合はチェックしておきたいポイントでしょう。
女性スタッフを指定して依頼できる遺品整理業者なら、故人の尊厳を守ることも出来ます。また女性スタッフには多くの場合、女性ならではのきめ細やかな作業や心遣いが期待できますので、故人が女性でなくても女性スタッフにお願いしたいと希望される遺族の方も少なくありません。
もちろん、男性スタッフであっても細やかな気遣いをされる方もいらっしゃいますし、重い荷物などの搬出など、頼りになることは多いです。そのあたりを配慮して、男女バランスよく派遣してもらえる、という点も、遺族にとってはより安心して作業をお任せできるポイントとなるでしょう。
遠方から遺品整理を依頼する際にお願いしたいサービスとは
ご家族が亡くなった時、遺品整理をする遺族の方が仕事や結婚などで遠方に住まわれていて、遺品整理のためになかなか実家まで足を運ぶことが難しい、というケースは多くあります。そんな時頼りになるのが、遺品整理業者のサービスです。
遺品整理業者では、遠方の遺族の負担をできるだけ減らせるよう、立ち合いなしでの遺品整理作業の依頼にも応じているところが多くあります。事前に残してほしいものや探してほしいものなど、遺品整理でしてほしい作業を細かく伝えておくと、当日作業スタッフがそれに基づいて作業を行い、終了後は写真や動画で完了の報告をしてくれます。
とはいえ、貴重品の捜索や仕分け、不用品の買い取りなど、現地で立ち会った方がスムーズに進むことも多数ありますので、可能な限り、ご家族の代表責任者が立ち合いをされることをおススメします。