遠方に住んでいる親族の遺品整理
遺品整理は、同居家族のものとは限りません。むしろ遠方に住んでいるからこそ、どう進めれば良いのだろうとお困りの方も多いと思います。
遠方に暮らしていたお姉さん、そしてお父さんをそれぞれに亡くした方々の体験談です。どのようなお話なのか、詳しく見ていきましょう。
一人暮らしの姉の部屋は、かなり散乱していました
一人暮らしの姉が亡くなり、整理が必要になったので自宅まで足を運びました。あまり片付けが得意なタイプではなかったため、中はかなり荒れた様子で。考えていても仕方ないと重要なもの以外は処分することにしましたが、それでもキャッシュカードやレンタルビデオ店のカード等、解約しなければならないものの対処等が大変でしたね。
また、本やCD、DVDなど売れるものは売ったものの、その他のゴミだけで100キロに…市のゴミ処理場や葬祭場を頼ることができて良かったです。
父が亡くなって、何がどこにあるか分からず…
5年前に父が突然死した際、一番困ったのは「大事なものがどこにあるか分からない」ことでした。突然警察から電話がかかってきた時、とてもびっくりしたくらい元気な父だったので、特に部屋の整理もされていなかったんです。
通帳や大事な書類を探すだけでも結構時間がかかり、大量のスーツや衣類の処分にもまたひと手間。まだ乗っていないバイクもあって、業者を手配するなど大変な苦労をしましたが、今思えばきちんと遺品整理士の方を呼んで相談すれば良かった、と後悔しています。
不用品の処分にも費用がかかりますし、貴重品の捜索にもひと苦労だったよう。
専門の遺品整理士に相談すれば適切なアドバイスも受けられるので、結果的に後悔は少ないのかもしれません。