遺品整理を安心して頼める業者ガイド » 遺品片付けを依頼する前に知っておきたいこと

遺品片付けを依頼する前に知っておきたいこと

このカテゴリーでは、専門業者に依頼する前に知っておくべき遺品片付けに関する基礎知識を紹介しています。

満足できる遺品片付けをするためには

満足できる遺品片付けを行うためには、依頼する遺品整理業者選びが大切になってきます。そこでここでは、業者選びに役立てていただけるよう、遺品整理・遺品片付けに関する知っておきたいポイントをいくつかご紹介していきます。

遺品整理の流れ

遺品整理業者に遺品整理を依頼した場合、どのような流れでサービスを提供してもらえるのでしょうか。そこでここでは、遺品整理業者に作業を依頼し、遺品整理が完了するまでの一般的な流れをご紹介します。基本的な流れを知っておけば、遺品整理業者を選んでいく際、サービスの提供の違いを比較するのに役立ちます。

遺品整理と形見分け・譲渡の仕方

形見分けとは、故人の遺品を、遺族や生前親交の深かった人たちに対して分けたり贈ったりすることを言います。ここでは、遺品の片付け作業の一つである「形見分け」を行う際に、誰に何を贈るかを決め、スムーズに作業を進めるために、知っておきたい形見分けのマナーやその譲渡方法についてご紹介していきます。

遺品整理の費用相場

遺品整理の費用は、遺品整理業者によって料金設定が大幅に違うため、基本の相場を知っておくことは業者を選ぶ際の大切なポイントになります。ここでは、遺品整理する部屋の間取りを料金設定の基準とし、費用相場をご紹介。なるべくリーズナブルに抑える方法も紹介します。予算に合った業者を選んでいきましょう。

遺品整理会社にお願いするメリット

大切な故人の遺品の整理・片付けを面識のない人に任せることに、ためらいを感じてしまう人は少なくありません。そこで遺品整理業者への依頼を躊躇されている人に向けて、遺品整理業者に依頼することで得られる、時間や手間の軽減などといったメリットから、有料であるなどのデメリットまで、ご紹介していきます。

不用品回収業者と遺品整理業者の違い

膨大な遺品を片付け、処分までを請け負う遺品整理業者は、不用品回収業者とサービスが似た部分があるため、時によく混同されてしまうことがあります。ここでは、この2つはそもそもサービスとしての基本スタンスが全く違うなど、遺品整理業者と不用品回収業者の違いについてご紹介していきます。

遺品整理の作業時間の目安

遺品整理を専門の業者に依頼する際、気になるのが遺品整理作業に一体どのくらいの時間がかかるのかということだと思います。特に、遠方から依頼される方や忙しい方など、かかる時間は気になるポイントといえるでしょう。そこで、作業当日にかかるとされる時間の目安を、希望の作業内容別にご紹介します。

遺族間で確認しておくこと

遺品整理・遺品片付けをする前というよりは業者に見積もりを依頼する前に、遺族間で確認しておかなくてはならないのが相続に関連すること。

なぜなら、故人の遺産相続人が複数いる場合、特定の人物が勝手に遺品整理してしまうと後でトラブルになる可能性があるからです。相続に関して確認しておくのは主に以下の3つです。

  • 公正証書遺言か自筆証書遺言か、遺言書の存在
  • 遺産相続するか相続放棄するか、相続する場合は方法をどうするか
  • 相続人間で話し合いをして遺産分割協議書を作成しているか

家庭の普通ゴミとして処分できるような物は問題ありませんが、片付ける遺品の中に資産価値のある物が混じっていた場合、遺産相続をどうするかが決まっていないと後で揉めることもあるので十分注意してください。

遺品片付けの業者選びで注意すべき点

次に、業者探しや相見積の検討段階で注意すべきポイントを箇条書きで紹介します。

  • 遺品整理業者と不用品回収業者ではサービスが違う
  • 料金の安さを強調する業者は避ける
  • 業者の拠点から現地までの距離が遠い場合は交通費などがかさむ
  • 見積もり後に追加料金を請求してくる
  • キャンセルすると不当な料金を請求してくる
  • 遺品をゴミ同然に粗雑に扱う
  • 回収した遺品を不法投棄する

業者の実態は簡単にわからない部分もありますが、口コミ評判や問い合わせ時の対応などから企業姿勢やスタッフの質をチェックするようにしてください。

遺品の片づけ中に発見されがちな現金の収納場所は?

遺品整理をしている作業中に、遺族も全く知らなかった場所から現金などの貴重品が出てくる場合があります。いわゆる故人が行っていた「タンス預金」や「ヘソクリ」といわれるものですが、そうしたものがよく発見される場所には下記の箇所が挙げられています。

  • タンスの中
  • 机の引き出し
  • 神棚や仏壇
  • キッチン
  • バッグや衣類のポケットの中
  • 布団やカーペットの下
  • 非常用持ち出し袋
  • 本棚や靴箱の中

これらの場所はいかにも、といった感じですが、それ以外にも最近では、電子機器の空き箱などを隠し場所にしている人も増えているそうです。
また、作業中に出てきたこういった現金は、故人の遺産の一部ですので、業者は依頼主に金額を含めて報告する義務がありますし、遺族の方にとっては相続税の課税対象となります。
そのため、たとえ少額であったとしても、発見されたお金をそのまま使ったり、勝手に分配したりすることはできないとされています。財産分与などで後々問題にならないよう、財産目録に加えるなどしておくと良いでしょう。

遺品の片づけでこんなものが出てきたら要注意!

宮城県内で、親の遺品を片付けている最中に不発弾らしきものが出てきて警察に通報した、というニュースがありました。

遺品整理業者のスタッフによると、遺品整理をしていると思わぬものが発見されることが多々あるそうです。記事のように不発弾(実際は爆発の恐れのない照明弾)が出てくる、ということは稀かもしれませんが、過去には戦争体験者の親の遺品から、旧日本軍の銃が出てきたり、手投げ弾が出てきたりするという例も報告されています。

もしも遺品整理の最中にこうした危険物が発見された場合は、まず危険物に手を触れないことが必須です。不発弾は、一般の方が発見した不発弾に触れてしまったために爆発を起こし、複数の方が亡くなった、という痛ましい事故も実際に発生しています。
怪しいものが出てきたら、発見した場所にそのままにして、すぐに警察に通報するようにするのが最も正しい対処法です。「間違いだったら恥ずかしい」などと思わず、死亡事故につながる最悪のケースが全くないとは限りませんので、何もせず警察にお任せするのが、何よりも大切です。

TOPに戻る