このページでは、故人の遺品片付けを依頼できる遺品整理というサービスについて説明します。
身内が亡くなった場合、その遺品を片付けることになりますが、本人がいない状況での片付けは普通の不用品処分とは違う面が多々あります。
そんな時に頼りになるのが遺品整理というサービス。専門業者が整理・片付け・清掃・処分などに対応してくれます。この遺品整理というサービス内容は主に以下の3つに分けることができます。
本人不在の状況で、その所有物などを整理しますが、その際に残しておく物、形見分けとして関係者に贈る物、そして不用品として処分する物を分類する必要があります。
遺品の分量が多かったり、住まいが遠方だったり、遺族でも容易に整理できないような場合、専門業者に依頼することで時間と手間を軽減できるというわけです。
仕分けした遺品はそれぞれの目的に応じて搬送します。形見分けなどで複数の配送先を指定したい場合も業者に相談できます。
遺品を運び出した部屋の清掃、不用品の処分など、事後の処理も専門業者に依頼できます。特に故人が賃貸物件に住んでいた場合などは原状回復する必要があり、プロの手を借りるのが賢明です。
故人の遺品といった場合、一般的には遺産の中でも動産を意味します。故人が日常的に使っていた衣服や生活雑貨、家電や家具などは誰しもがイメージできるところ。
日記や手紙、通帳などプライベートな物も遺品となり、こういった記録的意味合いがあるものは1~2年程度保管しておくのがいいでしょう。
また、故人の愛用品を親交の深かった人たちに贈ることを形見分けといい、これらも遺品整理の際に分類しておきます。
なお、上でも触れましたが、故人が賃貸物件に住んでいた場合、できるだけ速やかに部屋を明け渡す必要があります。そのため、短期間で物品の整理から清掃まで対応してくれる遺品整理というサービスが欠かせない存在となります。