このページでは、自分でやるより遺品整理会社に依頼することで得られるメリットと、デメリットともいえる点などを紹介します。
自分の所有物でもなかなか整理がつかないのに、故人の遺品整理をする場合、不用品処分と比べて様々な面でよりハードルが高くなります。故人が身内ならメンタル的な意味で遺品の整理が進まないこともあるでしょうが、他にも物理的な側面でも遺品整理会社に依頼するメリットが多々あり、主な点を箇条書きにしてみます。
全般的にいえるのは、プロである遺品整理会社に依頼することで、時間や手間が大幅に軽減できること。故人と離れて暮らしている場合、遺品が賃貸物件に置かれている場合、遺品整理すべき立場の人間が高齢者だけの場合など、できるだけ早めに対処したくても自分たちでは難しいというケースは多々あります。
また、メンタル面においても身内だと踏ん切りがつけにくい仕分け作業も、遺品整理会社なら多くの事例で得たノウハウがあり、的確な対応をしてくれると思います。
遺品整理会社に依頼することのデメリットは、まず費用がかかるということ。これはプロに依頼すればどんなサービスでもいえることで、遺品が近場にあって少量なら自分たちで整理できるかもしれませんが、それ以外の場合は最低でも見積もりをとってみることをおすすめします。費用対効果は自分たちで遺品整理してみないと、どれほど手間がかかるかリアルな実感は湧かないかもしれません。それでも費用感を先に知っておけば、後悔することもないでしょう。
一方、デメリットとはやや意味合いが異なりますが、遺品整理会社選びを間違うと費用や対応ぶりなどで不満が残ることもあります。これは見積もりをとるまでのやりとりでもある程度判別できるので、複数業者を比較するなどして回避しましょう。